はじめまして。このブログの管理人のメンヘラ女(仮)です。
このブログで伝えたいことなどを今日は書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いくださいね。
引きこもりとは
仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態
と定義されます。
引きこもり当事者の声
ネット上には、引きこもりの子を持つ親御さんのブログや、統計、データなどは多く見られますが、当事者の声はあまり表に出てこなかったように思います。
それって、当たり前。
元引きこもりの私が思うに、引きこもり当事者はほぼ例外なく対人恐怖症という病気を持っていると思われます。
このブログでは、元引きこもりだった管理人の主観ではありますが、(元)引きこもり当事者の声を載せることを目標にしています。
大前提、引きこもったっていい!
私の私見ですが、「引きこもれる人は生涯引きこもっていたって全く問題ない」と思うのです。
どんな生き方でも、幸せになれたもん勝ちです。
今はネット環境も整っています。自室から出ずに買い物をしたり、人と交流する事は難しいことではなくなりました。
それでも。
引きこもりには深い差別意識、偏見が付きまといます。
ネットでしか人と交流できないのに、ネット上では引きこもりに対する厳しい言葉ばかりが目に付く。
私が引きこもっていた頃は、14歳から18歳までの4年間です。今から20年ほど前の事になります。
私はその頃、自己否定がひどく、自分の書いた文字にすら嫌悪感が湧くので、手紙で人と交流することも出来ませんでした。
兄が私の部屋にパソコンを導入してくれ、最初は家族宛てのメール、次は好きなミュージシャンのホームページ、その次はチャット・・・と段階を経て、人と交流できるようになりました。まだあくまでネット上の話です。
もっとも深い闇、自分で自分を差別すること
あなたは引きこもりに対する無責任な意見に憤るのと同じくらい、自分で自分を差別していませんか?
自分は甘えている。怠けている。自分はどうしようもない人間だ。自分なんて生きていない方がいいのではないか。
あなたがもし、本当に甘えたり怠けたりしているなら、親のお金を使って遊び歩いていることでしょう。
引きこもりの特徴は外に出られないところにあります。人が怖いからです。
あなたが苦しんでいる限り、あなたは甘えていません。怠けていません。
引きこもり批判に反論したい
話が逸れましたね。
引きこもりの間、私は自分を否定し続けていました。
「働かざるもの食うべからず」
「甘え」
「怠け」
今考えれば、すべてに反論が出来ます。
いまだに自己評価が低い私ですがw、
「働かざるもの食うべからず」→障害や病気などで働けないすべての人、また子供、お年寄りなどは生きていてはいけないのでしょうか?
「甘え」→実際に引きこもれば、自室から出られないことの辛さにすぐ気づくはず。特に今巣ごもり生活で、それを実感されている方も多いのでは?
まるで終身刑、鍵を持っているのは私自身。だから誰も責められず、余計に苦しみがひどくなります。
「怠け」→私は小中高一貫の女子校に通い、成績はいつもトップクラスでした。
また中2から中3に上がる時、1年分の勉強を詰め込むために春休みの間中1日も休まず学校に通い、勉強し続けました。それが学校側からの要望
だったからです。保健室登校などない時代、または学校、でした。
引きこもってる間は、1日も休まずお菓子作りをし、お菓子の勉強を続けました。
怠けというならあの当時、私より成績の低かった(私をたっぷりいじめた)人達に言って欲しいです。
それでも「脱引きこもり」、な理由。
引きこもっていると、自己否定がすごい。要するにとてつもないストレスで、辛くてたまらない。
そこから脱するには
現状に合わせて自分を変える(=引きこもりに合わせて引きこもりを認められる自分になる)
か
自分に合わせて現状を変える(=引きこもりを否定する自分に合わせて引きこもり状態でなくなる)
のどちらかですが、
私の経験上、自分を変えるには経験して納得することが必要になってきます。
引きこもりの人で、「私はこのままでいいわ~」、と気楽に暮らしている人などいるのでしょうか?
たぶん99%以上の人が、このままではいけない、何とかして現状を脱したいと思われていると推察します。
引きこもりという生き方を認めるにも、引きこもり以外の生き方を知ることが必要。
そして、上の例で言えば前者より後者の方が圧倒的に楽です。
今「本当の」ひきこもり状態にあられる方(人が怖いので人のいる場所に行けない方)は、
「え~そんなわけないでしょ・・・。」と思われるかもしれませんが、自分の価値観を変えることは相当に難しいです。
脱引きこもりで手に入ること。
引きこもりから脱するとどんないいことがあるのか?
1.自由が手に入る。
→いつでも、どこへでも、行きたい時に、行きたい場所へ。
私が脱引きこもりを勧めるとするなら、いちばんの理由はこれです。
行きたい場所へ行かれる。
これは素晴らしいことです。
今引きこもっている方、もう1度、子供の頃のように外を自由に出歩きたいと思いませんか?
(思いますよね。酷な質問でした。)
2.自己否定が軽くなる。
→完全に自己否定がなくなるわけではないですが、かなり軽くなります。
3.周囲の人が喜んでくれる。
→これは家族ですね。言うまでもなく。
一緒に、ゆっくり、いきましょう。
私は今、コロナ自粛でアルバイトをやめ、新しくブログを始めました。
今の目標は、「どんな形でもいいので月収10万円を自分の力で稼ぐこと」です。
このブログが成長して行くのと共に、あなたにも変化が訪れれば・・・と願っています。
一緒にゆっくり、行きましょう、生きましょう。
次回記事予告
大好きな本や、これまた大好きなお菓子作りについて書いていこうと思います。
いくつかリンクを貼りますので、参考まで・・・。
千原ジュニアがまだ千原Jr.、もしくは千原浩史名義で活動していた頃、ネットで「14歳」の文章に出会った時の衝撃は今でも忘れられません。
当時はお笑い芸人で引きこもり経験がある、と公表している人などいませんでした。
私は子供の頃からお笑いが大好きなので、私のもっとも憧れるお笑いの世界と、私自身が持つもっとも嫌悪する部分「引きこもり」を、ひとつの体の中に同居させている人がいる…!?と興奮したのを覚えています。
その後チハラトークという月1のイベントに足繁く通うようになり、最前列でジュニアさんを見られたことは、今でもいい思い出です。
私のお菓子作りの教科書のうちの1冊。大好きな栗原はるみさんの著書です。
私、栗原はるみさんご本人にお会いしたことがあるんです。
栗原さんのお店にランチに行ったのですが、ちょうどお店を出た時、お店の横にお孫さんを抱っこしていらっしゃったので。(母は握手までして頂きましたw)
お菓子作りはいいですよ。
暇がつぶれる。
人の笑顔が見れる。
自分も家族も、おいしい思いが出来る。
単純作業で安心感を得られる。
などなど、おすすめしたい理由がいっぱいです。
私は幸運にも、引きこもり中に憧れていた千原ジュニアさんと、栗原はるみさんの両方にお会い(拝見)することが出来ました。
ジュニアさんと握手は出来ませんでしたが、せいじさんとなら2回握手させて頂きました・・・。これがジュニアさんに突っ込んでいる手か、と感動したのを覚えています。
外に出れば好きな人を間近に見ることも可能になります。ライブは私の大好きなことのひとつです。
Originally posted 2020-05-06 12:09:03.
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