メンヘラ日記・脱引きこもり。

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精神病院に実際に入院してみて分かった8つのこと。

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こんにちは。メンヘラ女です。

皆さんは精神病院や閉鎖病棟にどんなイメージを持たれていますか?

「暗い」「怖い」「行ったら終わり」「恐ろしい場所」。よく都市伝説のオチなんかにも使われていますよね。

そこで入院を検討している方向けの、精神病院ガイドを作ってみようと思いました。

よろしければお付き合いください。

まず精神病院とは、の定義です。

主に精神障害のある者を治療・保護する病院。医療法の規定(精神保健福祉法)に基づいた病院で、原則として都道府県に設置義務が課されている。一般には精神病院とよばれていたが、平成18年(2006)12月に「精神病院の用語の整理等のための関係法律の一部を改正する法律」が施行され、行政上使用する用語としては、この語に改められた。(goo辞書より)

精神病院の常識その1 入院形態は任意。医療保護、措置。

精神病院の入院形態は

1 任意入院(法第20条)
2 措置入院/緊急措置入院(法第29条/法第29条の2)
3 医療保護入院(法第33条)

の3つにわかれます。

楽 任意→医療保護→措置 苦

のイメージですね。

任意入院だと本人の意思でいつでも退院できます。

私もこの言葉を信じて入院を決断しました。

しかし・・・。

入院後、実際に退院したいと申し出ると、入院形態が任意から医療保護に切り替えられてしまったんですね

これには怒りました。引きこもりで極になっていた人間不信が治りかけていたところに塩をすり込まれ、人間不信は最高潮に悪化し、ショックで2週間何も食べずに寝込み続けました。

おかげで50キロあった体重は42キロに減ってしまいました。

始めにあったのは、自分をだました家族と主治医への怒りだけでした。

病識が一切なかったんですね。

私が入院しなければいけなかった理由は、自殺願望の強さとそれを実行する恐れがあったからでした。

事実病院内でも何度も自殺未遂をしています。

精神病院の常識その2 閉鎖と開放がある。

精神病棟には閉鎖病棟と開放病棟があります。

楽 開放→閉鎖 苦

です。

私は解放だけに入院したことのある人は真の意味で精神病院に入院したとは言えないとまで思っています。

それほど、天と地の開きがある。

解放は自由に出入りできる病棟。

閉鎖は鍵で入口が締められており、窓も少ししか開きません。

精神病院の常識その3 先生も看護師もケアワーカーさんも、みんな、優しくない。

これは意外じゃないでしょうか?

腫れ物に触るような扱いをしてくれる、今まで苦しんできた私の思いをやっと認めてくれる…!と思ったら大間違い。

精神科医はデータでものを見ます。私は拒食気味でしたが、1度も主治医から拒食症の診断を受けた事はありません。それは体重がある一定の%を下回っていないから。

看護師やケアワーカーさんは、とにかく忙しく、雑務に追われています。

患者のことなんかかまっちゃいられないのです。

だから優しくしてくれる、という期待を抱いて精神病院に入院すると、痛い目に遭います。

精神病院の常識その4 「患者の声相談窓口」で相談すると相談し返される。

精神病院には公衆電話があり、みんな電話と言えばそれを使います。

そこに「患者の声相談窓口」と言ったような張り紙がされていて、自身の入院に納得がいかないようならここへ電話して下さい、あなたの権利は保証されています・・・というようなことが書いてあります。

私も必死の思いで、藁にも縋る思いで電話しました。

返ってきた答えが、「1日に何人もあなたのような人から電話が来るんですよ。」

相談したつもりが相談し返されて終わり、でした。

まったく役に立たない、というわけです。

精神病院の常識その5 患者の権利、それ何?

入院の手引きなどには精神病院で心身の休養を、などとうたわれていますが、実際入ってみると笑い話のような話です。

常に具合の悪い人に振り回される。

症状の重い人の症状に付き合わなければいけない。

例えば統合失調で、幻聴とずっと話している人もいるわけです。その声を1日中聞かなければいけない。

服を脱いで裸になって廊下に出て行ってしまう人もいます。そういうすべてが、途方もないストレスです。

患者同士の距離が近いことから、物を盗まれたことも。

看護師さんは薬の時間以外、病棟には近づこうとしません。

こんなこともありました。

私は下着をお風呂場で洗ったのですが、それをとがめられ、「何故ですか」、と聞くと「ダメだから(笑顔)」。

怒った私が叱られて終わりです。

心身の休養をしたいなら精神病院はもっとも向いていない場所と言えるでしょう。

今まで悪いことばかりを書いてきましたが、それでも精神科に入院して良かったと私は思っています。

その理由は、

精神病院の常識その6 患者同士は恋にも似た強い絆を築ける。

ここにあります。

対立するものが多い。ドクター、看護師、ケアワーカー・・・。

そうすると患者同士の結束力が高まっていきます。

同じ釜の飯を食った仲間、というわけです。

手が間に合わないので、具合の悪い人の面倒は具合のいい患者が見ます。

自然にそういう秩序が成り立っています。

貧しいものは与えるのが上手、というような言葉がありますが、私達はお互いに与えあいました。

愛情、経験談、手紙、スキル、あらゆるものを。

親友も何人も出来ました。

ただ悲しいかな、精神科は致死率が高い病気の人が入る病棟でもあるので、死んでしまった仲間も何人かいます。

よくあるのは消息不明、という別れ方。

精神病院の常識その7 入院は出会いと別れの繰り返し。

これは精神科に限った話ではないかもしれませんが、入院生活は出会いと別れの繰り返しです。

どんなに仲良くなったと一方的に思っていても、双方が求め合わないと生き別れになってしまう。

今でもあの子は生きているだろうか・・・。と思い出す子が何人かいます。

看護師さんとも同じ。仲良くなっても、連絡先の交換も出来ないので、移動か退院、病院を変わることになればさよならです。

精神病院の常識その8 最も辛いのは隔離拘束。

隔離拘束って知っていますか?

隔離室という、ベットとむき出しの便器に白い壁しかない部屋に、

拘束、手足を縛りつけて放置されます。

普通は点滴を打って意識をぼやかしますが、(そうしないとあまりに辛くて耐えられないから)、私の場合その点滴が効かなかった。

なので隔離室の中のことははっきり覚えています。

あれほど辛いことはない、と言えるぐらい辛い。

一度食事の時拘束帯を解かれて、食事を終ったあとまたつけてもらう為に寝る時なんか、地獄です。

私の場合自傷がやまなかったので隔離拘束になりましたが、隔離の中でも自傷や自殺未遂をしたため隔離室生活は3カ月になりました。

出たあと、対人恐怖が過去最強に強まっていました。それはそれで、辛かったですが、

隔離拘束は症状の重い人でも受けないことがあります。

入院患者の間でも恐れられているのが隔離拘束です。

これが拘束帯です。特殊なマグネットでしかはずせないのですが、それが喉から手が出る程欲しかった。

 

まとめ

ここに書いたのは2000年、今から20年前の精神病棟入院時の思い出です。

その後(2012年)別の病院にも入院しましたが、その時は入院は断然楽になっていました。空間や人手に余裕が出来、金銭的にも困っていない様子でした。

以前の閉鎖病棟というのは、空間、人手、金銭面すべてに余裕がなかったように思えます。

だからこそ患者間の距離があれほど近かったわけで、プライバシーうんぬんと言われている今では、あの強い絆は育たないのではないかとも少し残念に思います。

閉鎖病棟のなかは特殊空間です。

それでもいい思い出がたくさんあります。

私のいた病院はアットホームな病院だったため、先生がお子さんを院のお祭りにつれて来ていたり。

ドクターファンクラブを作って遊んだり。先生がネタにされるというのはどこでも同じなようです。

閉鎖病棟は心も体も丸裸にされるような場所で、だからこそたくましくなれたと思います。

人と違う生き方をするということは、必ず1度はきつい思いをするということなのかもしれません。

最後までお付き合い頂きありがとうございました!


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Originally posted 2020-05-20 11:33:15.

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メンヘラ女と言います。
メンタルヘルス歴17年の37歳。
不幸自慢は苦手で、治したいと闘う病友に共感する。

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